人のぬくもりに触れたくて、 あの女将さん旦那さんに会いたくて、地方の銭湯に行く。 もし自分がこの町で暮らしていたら、 どんな日常だろうと湯に浸かりながら妄想する。 気付いたら身の上相談をしていた程、 家族の様なお風呂屋さんもあれば、 この町とお風呂屋さんには馴染めなさそうだと 降参する事もある。 でも、銭湯に集う人間くささと、 沸かされた湯はどれも愛おしい。
北国、とくに北海道の銭湯は、 地元という事もあって「あるある」に気付きやすい。 今私が思う「北海道銭湯あるある」は15個ほど。 気付いては嬉々としてお風呂屋さんに伝えるも 「へーそう言えばそうかもね?」と 薄いリアクションを受ける。 常連さんからしたら、どうだっていい事だ。 でも気付けると、楽しい。 次はどんな発見があるんだろう。
銭湯を深く愛する松本康治さん(銭湯旅の師匠)が編著を手掛ける「旅先銭湯」で、北海道の銭湯の取材記事を書きました。 既に廃業されてしまった浴場さんもございます。
♨北海道釧路・阿寒・厚岸の銭湯を取材。
♨北海道長万部の銭湯を取材。
♨北海道函館の銭湯を取材。